みなさんは、取引事例比較法という言葉はご存知ですか?
マンション査定、売却にも使える方法なので、今回は取引事例比較法についてご紹介します。
取引事例比較法とは、不動産鑑定評価の手法のひとつです。
評価すべき不動産と条件の近い物件の取引事例を収集し、
それとの比較によって評価する方法です。
鑑定基準では、売り急いだ物件や投機的な物件などは事例から排除することになっています。
現在の日本の不動産業界では、中古住宅・中古マンションの評価、
査定などで一般に使われている手法です。
これによって割り出した価格を比準価格といい、
適切な取引事例が見つかるかどうかで評価の結果が左右されるというわけです。
マンションがいくらで売れるかを知るには、似ているマンションの売買事例を知ることがまず必要な作業です。
取引事例比較法にもいろいろなやり方がありますが、
一般的には、財団法人不動産流通近代化センターが作成した
「中古マンションの値づけ法」(中古マンション価格査定マニュアル)を使う事が多いようです。
その流れは、大まかに見ていってみましょう。
1.実際に売買されたマンションを探してきます(これを事例マンションと呼びます)
2.「事例マンション」の売却金額を専有面積で割って、平米あたりの価格単価を計算します。
3.事例マンションとあなたのマンション(これを「査定マンション」と呼びます)との諸条件の比較し、
判定・評価します。
4.最後に特定の計算式に、数字を当てはめて査定価格を算出します。
おおまかにいえば、事例マンションとの違いを、あらかじめ定められた諸条件をもとに評価し、
価格差を導きだすと言うわけですね。
実際に不動産会社に査定の依頼をする前に、こういった知識をつけておけば、
なにかとスムーズに話が進むのではないでしょうか。
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